【2026】長崎県で混雑が少ない穴場紅葉スポットまとめ

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【2026】長崎県で混雑が少ない穴場紅葉スポットまとめ

「雲仙の紅葉は見たいけど渋滞が…」人混みを避けて楽しむ長崎の隠れた紅葉スポット

坂の街、異国情緒あふれる長崎の秋。そのハイライトとして多くの人が思い浮かべるのは、普賢岳の山肌が燃えるように染まる、雲仙・仁田峠の紅葉ではないでしょうか。ロープウェイから見下ろす錦の絨毯は、九州屈指の絶景として知られています。

しかし、その圧倒的な美しさと知名度ゆえに、紅葉シーズン、特に見頃を迎えた週末には、仁田峠へと続く循環道路は、最大120分待ちともいわれるほどの深刻な渋滞が発生します。「絶景を見るまでに疲れ果ててしまった」「人の多さで、ゆっくりと秋の風情を味わうどころではなかった」。そんな、少し残念な思いをしたことがある方も少なくないかもしれません。

「もっと静かな場所で、心ゆくまで長崎の秋を堪能したい」。そう願う方にこそ知ってほしい、もうひとつの長崎の秋があります。実は、多くの観光客が目指す有名スポットから少し視点を移すだけで、長崎県内には、まだあまり知られていない、穏やかで美しい穴場の紅葉スポットが無数に眠っているのです。

長崎市内の喧騒から少し離れた山寺の静寂、年に数日しか見ることができない幻の庭園、そして地元の人々が大切に守ってきた滝や景勝地など、喧騒とは無縁の世界で、あなただけの特別な時間を過ごせる場所がきっと見つかります。この記事では、そんな「人混みを避けたい」と願うあなたのために、編集部が厳選したとっておきの穴場スポットをご紹介します。今年の秋は、いつものルートから少し冒険して、あなただけの特別な「ながさきの秋」を探しに出かけてみませんか?

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【これで失敗しない】長崎の穴場紅葉スポット選び3つの視点

「坂の街」長崎で、人混みを避けて心ゆくまで紅葉を楽しむには、多くの観光客が目指す絶対的な王道ルートから、少しだけ視点を変えてみることが重要です。ここでは、あなただけの特別な場所を見つけるための、効果的な3つの視点をご紹介します。

  • 視点1:雲仙の定番「仁田峠」から離れ「山麓の滝や公園」に注目する

    長崎の紅葉シーズンの混雑は、そのほとんどが雲仙・仁田峠に集中していると言っても過言ではありません。そこで最も効果的なのが、あえて仁田峠の山頂エリアを避け、その広大な雲仙の「山麓」に点在するスポットに目を向けるというアプローチです。例えば、島原半島には清流が美しい滝や、地元の人々が憩う自然公園が隠されています。仁田峠と同じ山系の恩恵を受けた美しい紅葉が楽しめるにも関わらず、山頂を目指す車の流れから外れるため、驚くほど静かな環境で秋の自然を満喫できます。

  • 視点2:佐世保・県北エリアの「歴史ある寺社や景勝地」を狙う

    長崎県の観光は、どうしても長崎市内と島原半島に集中しがちです。だからこそ、あえて佐世保市や平戸市のある「県北エリア」を目的地にするのが、穴場探しの賢い戦略です。このエリアには、平戸八景に数えられるような風光明媚な景勝地や、歴史ある静かなお寺が点在しています。海のイメージが強い県北エリアは、紅葉の名所としてはまだあまり知られていない場所も多く、手つかずの美しい秋の風景に、ゆっくりと浸ることができるでしょう。

  • 視点3:長崎市内の喧騒から少し離れた「隠れ名刹・庭園」を探す

    「遠出は難しいけれど、長崎市内で静かに紅葉を楽しみたい」。そんな方におすすめなのが、観光客で賑わう中心部から、ほんの少しだけ山手に入った場所にある「隠れた名刹(めいさつ)」や「庭園」を探すことです。坂の街・長崎には、山の中腹にひっそりと佇む、地元の人々に愛されるお寺や神社が数多くあります。こうした場所は、グラバー園や平和公園のような喧騒とは無縁。長崎の街並みを見下ろす絶景と共に、心穏やかな紅葉散策が楽しめます。

【エリア別】長崎県の静かな穴場紅葉スポット7選

坂の街・長崎市の奥座敷から、海のイメージが強い県北エリア、そして雲仙の麓に広がる隠れ名所まで。ここでは、エリアごとに異なる魅力を持つ、静かで美しい穴場紅葉スポットを7ヶ所厳選してご紹介します。

【長崎市エリア】坂の町の奥座敷に佇む紅葉

多くの観光客で賑わう長崎市内にも、少し山手に入れば、喧騒を忘れさせてくれる静かな紅葉スポットが隠されています。

1. 妙光寺(みょうこうじ):静寂に包まれた山寺、七面堂からの眺めは格別

妙光寺の紅葉
長崎市南部の山間にひっそりと佇む、日蓮宗の古刹。観光客の姿もまばらで、鳥の声と風の音だけが響く静寂の中、心ゆくまで紅葉と向き合えます。特に、少し高台にある七面堂からは、色づいた木々と長崎の街並みの一部を望むことができ、その風情ある眺めは格別です。ゆっくりと時間を過ごしたい方に最適な、隠れ家のようなお寺です。

2. 迎仙閣(ぎょうせんかく):年に数日だけ!特別公開される幻の紅葉庭園

迎仙閣の紅葉
長崎市の中心部にありながら、普段は非公開という特別な場所。例年、紅葉の美しい時期に合わせて、年に数日間だけ庭園が特別公開されます。手入れの行き届いた池泉回遊式庭園と、鮮やかに色づいたモミジが織りなす景色は、まさに圧巻の一言。公開期間が限られているため、その存在を知る人も少なく、贅沢な空間で「幻の紅葉」を堪能することができます。(※公開日は必ず事前にご確認ください)

3. 金刀比羅神社(ことひらじんじゃ):長崎の街を見下ろす、天空の紅葉スポット

金刀比羅神社
長崎港を見下ろす高台に鎮座する、地元で「こんぴらさん」として親しまれる神社。境内からは、長崎の街並みや港の絶景と共に、色鮮やかな紅葉を楽しむことができます。長い石段を登る必要がありますが、その分、観光客の姿は少なく、開放感あふれる景色を独り占めできることも。歴史ある社殿と紅葉、そして長崎らしい坂の街の風景が調和した、ユニークな穴場です。

【佐世保・県北エリア】九十九島だけじゃない!秋の魅力

海のイメージが強い佐世保・県北エリアにも、山間部には美しい紅葉の名所が点在します。

4. 潜竜ヶ滝(せんりゅうがたき):平戸八景の一つ、迫力満点の滝と紅葉のコントラスト

潜竜ヶ滝
佐々川の上流にある、落差約20mの男滝と女滝からなる名瀑。「平戸八景」の一つにも数えられる景勝地です。秋には、豪快な滝のしぶきと、周囲の断崖を彩るカエデやモミジの紅葉が織りなす、ダイナミックな風景が広がります。遊歩道も整備されており、迫力ある滝と紅葉の競演を間近で感じられる、知る人ぞ知る穴場です。

5. 御橋観音(みはしかんのん):天然の石橋と紅葉が織りなす、風光明媚な景勝地

御橋観音の紅葉
平戸八景の一つで、二つの巨岩によって自然にできた天然の石橋が御神体という珍しいお寺。その珍しい天然のアーチ橋と、周辺の木々が色づく様は、まさに自然が作り出したアート。境内は静かで厳かな雰囲気に包まれており、奇岩と紅葉が調和した、他では見られない風光明媚な景色をゆっくりと楽しむことができます。

【諫早・島原エリア】雲仙の麓に広がる隠れ名所

多くの人が山頂を目指す雲仙。その麓にも、見逃せない美しい秋の風景が広がっています。

6. 天祐寺(てんゆうじ):樹齢200年の大イチョウが作る、黄金色の絨毯

天祐寺の紅葉
諫早市にある静かなお寺。ここの秋の主役は、なんといっても樹齢200年を超える県指定天然記念物の大イチョウです。見頃を迎えると、空を覆うように広がった枝葉が黄金色に輝き、その姿は圧巻。散り始めの頃には、境内一面が黄色い葉で埋め尽くされ、まるで黄金の絨毯のよう。カエデの赤とはまた違う、鮮やかな黄葉を楽しめる穴場です。

7. 鮎帰りの滝(あゆがえりのたき):清流と紅葉に癒やされる、島原の隠れたオアシス

鮎帰りの滝の紅葉
雲仙の麓、有明海へと注ぐ有馬川上流にある美しい滝。その名の通り、鮎も遡上を諦めるほどの急流と岩場が続きます。雲仙・仁田峠の喧騒から離れた山麓にあり、訪れる人も少ないため、清流のせせらぎを聞きながら、静かに紅葉と向き合うことができます。ドライブの途中に立ち寄りたい、心安らぐ隠れたオアシスです。

【目的別】こんな過ごし方も!長崎の穴場紅葉スポット

どんな秋の休日を過ごしたいですか?ただ景色を眺めるだけでなく、あなたの興味や気分に合わせて目的地の選び方を変えれば、長崎の紅葉狩りはもっと深く、思い出深いものになります。3つの目的別スタイルをご提案します。

絶景ドライブ・ツーリングで秋の海岸線と山道を巡る

坂と港の街・長崎は、少し郊外に出れば、海と山が織りなすダイナミックな景色の宝庫です。そんな道を愛車で駆け抜けるのは、最高の気分転換になります。佐世保から平戸方面へ、九十九島の島々を横目に潜竜ヶ滝を目指すルートは、海の青と山の紅葉のコントラストが楽しめます。また、雲仙の仁田峠の渋滞を避け、島原半島をぐるりと巡りながら鮎帰りの滝のような隠れスポットを探すのも、自由気ままなドライブならではの醍醐味。目的地への移動時間さえも、旅のハイライトに変わります。

ハイキングで秋の山歩き!滝や名山を目指すアクティブ紅葉

「自分の足で歩き、秋の澄んだ空気を全身で感じたい」というアクティブなあなたには、滝や山を目指すハイキングがおすすめです。佐世保市の「潜竜ヶ滝」では、清流のせせらぎを聞きながら、落ち葉の絨毯を踏みしめて滝を目指す、心地よい散策が楽しめます。また、長崎市の「金刀比羅神社」は、長い石段を登りきった先に、長崎港を見下ろす絶景と紅葉が待っています。心地よい汗をかいた先に待っているのは、忘れられない感動と達成感です。

歴史や文化に触れる、しっとり大人の紅葉狩り

ダイナミックな自然景観とは一味違う、趣深い秋を楽しみたいなら、歴史が薫る場所を訪ねてみましょう。長崎市の「妙光寺」では、静寂に包まれた山寺で、歴史の重みを感じながら、ゆっくりと紅葉を鑑賞できます。また、諫早市の「天祐寺」では、樹齢200年の大イチョウの圧倒的な生命力に、歴史の時の流れを感じることができるでしょう。賑やかな観光地では味わえない、自分と向き合うような、落ち着いた大人の時間を過ごせます。

長崎の穴場紅葉を安全に満喫するための服装と注意点

せっかく見つけた静かで美しい穴場スポット。その素晴らしい景色を心ゆくまで、そして安全に満喫するためには、しっかりとした事前準備が欠かせません。「坂の街」長崎ならではの注意点も。お出かけ前にぜひチェックして、最高の秋の一日を過ごしましょう。

坂と山道の備えは万全に!服装と持ち物のポイント

雲仙の山麓や県北の山間部は、長崎市内の市街地と比べて日中でも5度以上気温が低いことが珍しくありません。特に朝晩や日陰に入った時の冷え込みは想像以上です。簡単に着脱できるフリースやウィンドブレーカーなどを用意し、「重ね着」でこまめに体温調節できるようにするのが基本です。また、長崎は平地が少なく、お寺や神社、公園へは急な坂道や長い石段を登ることが多いのが特徴です。落ち葉で滑りやすくなっていることもありますので、必ず、靴底がしっかりしていて滑りにくい、履き慣れたスニーカーやウォーキングシューズを選びましょう。

アクセスは車が便利!運転の注意点と事前準備

長崎の穴場紅葉スポットの多くは、公共交通機関でのアクセスが難しい場所にあります。そのため、移動手段は車が便利ですが、運転には注意が必要です。特に山間部へ向かう道は、道幅が狭く、対向車とのすれ違いが困難な区間もありますので、慎重な運転を心がけてください。目的地の駐車場の有無や収容台数も事前に調べておくと、当日スムーズに行動できます。また、長崎市内のお寺などは駐車場がない場合もあるため、近隣のコインパーキングを利用するなどの計画も立てておきましょう。

野生動物(イノシシ・猿)との遭遇に注意

豊かな自然が残る山間部は、野生動物たちの生息地でもあります。特にハイキングコースや人の少ない公園などを訪れる際には、イノシシや猿との遭遇に注意が必要です。食べ物の匂いに引き寄せられることがあるため、ゴミは必ず持ち帰り、食べ残しを放置しないようにしましょう。もし遭遇しても、むやみに近づいたり、威嚇したりせず、静かにその場を離れるようにしてください。美しい自然にお邪魔させてもらうという気持ちで、マナーを守ることが大切です。

まとめ:喧騒を離れて発見する、あなただけの長崎の穴場紅葉スポット

今回は、雲仙・仁田峠の喧騒から一歩離れて、心静かに秋の美しさを堪能できる、長崎県内のとっておきの穴場紅葉スポットをご紹介しました。

多くの人が絶景で知られる山頂を目指す中、少しだけ視点を変えて坂の街の奥座敷や、海のイメージが強い県北の景勝地、そして雲仙の麓に広がる隠れた名所へと足を延けば、そこにはまだあまり知られていない、穏やかで奥深い長崎の秋の風景が広がっています。樹齢200年の大イチョウが放つ圧倒的な存在感、天然の石橋と紅葉が織りなす自然のアート、そして長崎の街並みを見下ろす天空の紅葉。これらはすべて、人混みの中では決して味わうことのできない、特別な感動と発見をもたらしてくれるはずです。

ただ美しい紅葉を写真に収めるだけでなく、静かな場所で落ち葉を踏む音や滝の音に耳を澄まし、澄んだ秋の空気を深く吸い込む。そんな五感のすべてで長崎の豊かな自然と歴史に対話するような時間こそ、穴場を旅する最高の贅沢と言えるでしょう。

この記事をきっかけに、あなたがまだ知らなかった長崎の新たな魅力に気づいていただけたなら幸いです。ぜひ次の休日には、地図を片手に少し冒険して、あなただけの特別な秋景色を探しに出かけてみてください。きっとそこには、日々の喧騒を忘れさせてくれる、心に深く刻まれる穏やかな時間が待っています。

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