【2026】愛知県で混雑が少ない穴場紅葉スポットまとめ

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【2026】愛知県で混雑が少ない穴場紅葉スポットまとめ

はじめに:香嵐渓だけじゃない!愛知の”通”が選ぶ静かな紅葉の穴場へ

愛知県の秋といえば、多くの人がまず思い浮かべるのが、約4,000本ものモミジが一斉に色づく「香嵐渓」の圧巻の風景ではないでしょうか。巴川の清流と燃えるような紅葉が織りなす景色は、まさに東海地方を代表する秋の絶景として、毎年多くの観光客を魅了しています。

しかし、その圧倒的な知名度ゆえに、紅葉シーズン真っ只中の週末は、目的地へ向かう国道の大渋滞や、駐車場探しに大変な苦労をすることも少なくありません。「渋滞だけで数時間かかった」「吊り橋の上は人でいっぱいで、ゆっくり景色を味わえなかった」といった経験をしたことがある方もいるかもしれません。

せっかくの休日なら、人々の喧騒から少し離れて、静かな環境で心ゆくまで美しい自然と向き合いたいものですよね。実は、愛知県には、香嵐渓の華やかさとはまた違う、落ち着いた魅力を持つ穴場の紅葉スポットが数多く眠っています。奥三河の山々に抱かれたブナの原生林や、歴史ある寺社仏閣、そして名古屋市内で楽しめる都会のオアシスなど、その表情は実に多彩です。

この記事では、そうした「知る人ぞ知る」愛知の穴場紅葉スポットに焦点を当て、厳選してご紹介します。”きららイエロー”に輝くブナの森、”尾張のもみじ寺”と称される隠れた名刹、そして動物園の奥に広がる静かなもみじ谷など、愛知の新たな魅力を発見できる場所ばかりを集めました。こうした場所では、周りを気にすることなく、落ち葉を踏みしめる音や澄んだ秋の空気を五感で感じながら、自分だけの時間を満喫できるはずです。

記事内では、愛知県を「奥三河」「尾張」「名古屋市近郊」の3つのエリアに分け、それぞれの穴場スポットの魅力と見どころを詳しく解説。さらに、快適な絶景ドライブコースや、気軽に楽しめる紅葉ハイキングなど、あなたの秋の休日をさらに特別なものにするためのプランもご提案します。もちろん、山間部の寒暖差に対応するための服装や持ち物といった、実践的な情報もしっかりと盛り込みました。

この秋は、いつもの定番コースから少しだけ冒険して、あなただけの特別な愛知の秋景色を探しに出かけてみませんか?

【2026】愛知県でおすすめの紅葉名所7選と見頃時期予想
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【2025年最新】愛知県の紅葉はいつから?エリア別見頃時期の目安

愛知県の紅葉は、県北東部の奥三河エリアの山間部から始まり、ゆっくりと尾張丘陵、そして名古屋市内などの平野部へと移っていきます。関東や東北の山岳地帯に比べると見頃の時期は少し遅めで、11月上旬から12月上旬にかけてが最も美しいシーズンとなります。都心からのアクセスが良い場所も多く、気軽に秋の彩りを楽しめるのが魅力です。

紅葉は、一般的に最低気温が8℃を下回ると色づき始め、5〜6℃で一気に進むと言われています。あなたの訪れたい場所がいつ最高の表情を見せるのか、事前にチェックしておきましょう。

2025年の見頃時期の目安を、3つの主要エリアごとにまとめました。

  • 【奥三河エリア】豊田市・新城市周辺(山間部):11月上旬~11月下旬
    愛知県で最も早く紅葉が楽しめるのが、茶臼山高原や段戸裏谷といった標高の高いエリアです。10月中旬の今、山々の色づきが少しずつ始まっていますが、本格的な見頃は11月上旬から。その後、香嵐渓や大井平公園といった名所が11月中旬から下旬にかけてピークを迎えます。
  • 【尾張エリア】瀬戸市・犬山市周辺:11月中旬~12月上旬
    犬山の寂光院や瀬戸市の岩屋堂公園、定光寺公園など、歴史ある寺社仏閣や自然公園が美しい錦に染まります。名古屋市からのアクセスも良く、気軽に紅葉狩りが楽しめるエリアです。
  • 【名古屋市近郊エリア】:11月下旬~12月上旬
    県内で最も遅い時期まで紅葉が楽しめるのが、名古屋市内の公園や庭園です。徳川園や白鳥庭園、東山動植物園など、手入れの行き届いた美しい紅葉を都心で満喫できます。

ここに記載した時期は、あくまで例年の傾向と最新の予測に基づく目安です。その年の天候、特に秋の冷え込み具合によっては、色づきの進度が変わる可能性があります。お出かけの直前には、訪れる市町村の観光協会や各施設の公式サイトなどで最新の紅葉情報を確認することをおすすめします。

【エリア別】地元で愛される!愛知の混雑が少ない穴場紅葉スポット10選

それでは、愛知県内に隠されたとっておきの穴場紅葉スポットを、エリアごとに詳しく見ていきましょう。県内随一の紅葉名所・香嵐渓の近くにありながら、喧騒を離れて静かに過ごせる場所。地元の人々が大切に守ってきた美しい風景が、あなたを待っています。

【奥三河エリア】豊田・新城の雄大な自然に抱かれる秘境

愛知県の紅葉前線が最初に訪れる奥三河エリア。手つかずの自然が多く残り、ダイナミックで美しい紅葉風景が魅力です。

1. 段戸裏谷原生林 きららの森(設楽町):"きららイエロー"に輝くブナの森

段戸裏谷原生林 きららの森
愛知県最大級のブナやミズナラの原生林が広がる、まさに手つかずの自然の宝庫です。秋になると、森全体が「きららイエロー」と呼ばれる優しい黄金色に輝き、訪れる人を魅了します。遊歩道が整備されており、ふかふかの落ち葉の絨毯を踏みしめながら、静寂の中で心ゆくまで森林浴と紅葉狩りを楽しめます。香嵐渓からは距離があり、アクセスも容易ではないため、訪れる人も少なく、まさに秘境の趣です。

2. 茶臼山高原(豊根村):愛知県で一番早く紅葉が楽しめる天空の別天地

茶臼山高原の紅葉
愛知県で最も標高の高い場所にある高原リゾート。そのため、県内で一番早く紅葉が始まり、一足早い秋を満喫することができます。カエデ、ブナ、ナナカマドなどが織りなす赤や黄色のグラデーションは圧巻。観光リフトに乗って空中から紅葉の絨毯を眺めたり、広大な敷地をのんびり散策したりと、様々な楽しみ方ができます。

3. 大井平公園(豊田市稲武):※香嵐渓の近く でも落ち着いて楽しめる名所

大井平公園の紅葉
香嵐渓と同じ国道153号線沿いにあり、「稲武の香嵐渓」とも呼ばれる美しい紅葉スポットです。知名度では香嵐渓に及ばないため、交通渋滞や混雑が比較的少なく、落ち着いて紅葉狩りを楽しみたい方には最適な穴場。名倉川沿いの遊歩道や、赤く色づいたモミジが映り込む池など、風情ある景色が広がっています。

4. 鳳来寺山(新城市):1,425段の石段を登りながら楽しむ歴史と紅葉

鳳来寺山の紅葉
古くから霊山として信仰を集めてきた山で、山全体が国の名勝・天然記念物に指定されています。麓から本堂へと続く1,425段の石段の参道は、まさに紅葉のトンネル。歴史の重みを感じながら、自分のペースでゆっくりと登ることができます。体力は必要ですが、その分、山頂の本堂から見下ろす錦秋の景色は格別です。

【尾張エリア】歴史と自然が織りなす風景

犬山市や瀬戸市を中心とする尾張エリアには、歴史的な建造物と自然が調和した、趣のある紅葉スポットが点在しています。

5. 寂光院(じゃっこういん)(犬山市):"尾張のもみじ寺"と称される隠れた名刹

寂光院(犬山)の紅葉
その美しさから「尾張のもみじ寺」との別名を持つ、千手観音菩薩を本尊とするお寺です。境内には約1,000本ものモミジが植えられており、特にスロープカーで登った先の展望台からは、眼下に広がる紅葉の海と、遠く犬山城や木曽川の景色を一望できます。国宝犬山城の知名度の陰に隠れた、知る人ぞ知る名所です。

6. 岩屋堂公園(瀬戸市):※ライトアップ以外 の日中散策が穴場

岩屋堂公園の紅葉
巨岩や滝が点在する、自然豊かな公園です。夜のライトアップは有名で多くの人で賑わいますが、日中の時間帯は比較的訪れる人も少なく、ゆっくりと散策できます。鳥原川のせせらぎを聞きながら、燃えるような赤に染まった「暁明ヶ滝」や、スリル満点の吊り橋「見晴台」からの眺めを楽しむのがおすすめです。

7. 定光寺・定光寺公園(瀬戸市):国の重文"無縫殿"と紅葉の共演

定光寺・定光寺公園の紅葉
徳川義直公の廟所があることで知られる由緒あるお寺と、隣接する公園です。国の重要文化財である「無縫殿」と、それを彩るモミジが織りなす風景は、静かで荘厳な美しさ。公園内には展望台もあり、色づく木々の向こうに名古屋市街を望むことができます。

【名古屋市・近郊エリア】都会の喧騒を忘れるオアシス

大都市・名古屋の中心部やその近郊にも、心を豊かにしてくれる美しい秋の風景は存在します。

8. 徳川園(名古屋市東区):池泉回遊式庭園で楽しむ大人の紅葉

徳川園の紅葉
尾張徳川家の邸宅跡地を整備した、池泉回遊式の美しい日本庭園です。高低差のある地形を活かした立体的な造りが特徴で、渓谷にかかる橋や、清流が滝となって流れ落ちる様子など、園内のどこを切り取っても絵になる風景が広がります。約300本のモミジが色づき、都会の喧騒を忘れさせてくれる大人のための空間です。

9. 白鳥庭園(名古屋市熱田区):※ライトアップが狙い目 雪吊りと紅葉の風情

白鳥庭園の紅葉
中部地方の地形をモチーフにした、モダンな日本庭園です。秋の見どころは、夜のライトアップ。冬の風物詩である「雪吊り」と紅葉が同時にライトアップされ、水面に映り込む様子は幻想的で、他ではなかなか見られない美しい光景です。日中ももちろん楽しめますが、夜はさらに特別な雰囲気を味わえます。

10. 東山動植物園 もみじ谷(名古屋市千種区):動物園の奥に広がる静かな空間

東山動植物園の紅葉
人気の動植物園ですが、多くの来園者は動物園エリアに集中します。植物園エリアのさらに奥、「もみじ谷」と呼ばれる一角は訪れる人も少なく、約500本のモミジが色づく静かな空間。合掌造りの家も移築されており、日本の原風景のような穏やかな秋景色の中で、ゆっくりと散策を楽しむことができます。

【目的別】もっと楽しむ!愛知の穴場紅葉満喫プラン

愛知県の秋の旅は、ただ美しい紅葉を眺めるだけで終わらせてはもったいない。奥三河の山々を駆け抜ける爽快なドライブや、澄んだ空気の中で楽しむハイキングが、あなたの休日をさらに特別なものにしてくれます。「移動時間も景色を楽しみたい」「体を動かしながら紅葉を味わいたい」そんなあなたの願いを叶える、とっておきのプランをご紹介します。

渋滞知らずで快適!絶景紅葉ドライブ&ツーリングコース

愛知県には、車の窓を全開にして秋の風と澄んだ空気を感じたくなるような、美しい道が数多く存在します。香嵐渓へ向かう大渋滞を避けつつ、それに勝るとも劣らない絶景を楽しめるルートは、知る人ぞ知る大人の楽しみ方です。

  • 茶臼山高原道路
    豊根村の茶臼山高原へと続く、全長約13kmの観光道路です。標高1,000mを超える高原地帯を走るため、眼下に広がる奥三河の山々が錦に染まる、まさに天空のドライブが楽しめます。カーブを曲がるたびに現れるパノラマビューは圧巻。愛知県で一番早く紅葉が楽しめるこの道で、一足早い秋を満喫できます。
  • 三河湾スカイライン
    蒲郡市の三河湾沿いの山々を走るドライブウェイです。紅葉の名所として有名ではありませんが、その分、交通量が少なく、三河湾のきらめく海と、色づく山々の両方を同時に楽しめる贅沢なルートとして穴場です。海と紅葉が織りなす、爽快な秋景色を快適に楽しめます。

紅葉ハイキングにおすすめ!気軽に歩けるコース

「自分の足で歩いて、秋の自然をじっくり感じたい」という方には、気軽に挑戦できるハイキングコースがおすすめです。ふかふかの落ち葉の絨毯を踏みしめながら歩けば、心も体もリフレッシュできるはずです。

  • 鳳来寺山パークウェイ
    鳳来寺山の山頂駐車場まで続く有料道路ですが、マイカー規制時にはこの道路自体が絶好のハイキングコースに変わります。麓から1,425段の石段を登るのが大変な方でも、この道なら緩やかな坂道で、燃えるような紅葉のトンネルをのんびりと楽しむことができます。(※通行規制にご注意ください)
  • 愛知県民の森
    新城市にある広大な森林公園で、初心者から上級者まで楽しめる多彩なハイキングコースが整備されています。特に「不動七滝めぐり」などの渓谷沿いのコースは、川のせせらぎを聞きながら、カエデやモミジが彩る美しい風景の中を歩くことができ、心身ともにリフレッシュするのに最適です。

愛知の穴場紅葉狩りへ行く前に!知っておきたい服装と持ち物

愛知県の紅葉狩りは、訪れるエリアによって服装の準備が少し異なります。特に、茶臼山高原や設楽町といった奥三河の山間部と、名古屋市などの平野部とでは気温が大きく変わります。日中は暖かく感じられても、山間部の朝晩は想像以上に冷え込み、日中との寒暖差が激しくなります。「街なかと同じ服装で行ったら、寒くて景色を楽しめなかった…」ということにならないよう、場所と時間帯に合わせた準備をして、快適に紅葉を楽しみましょう。

寒暖差は要注意!山間部と平野部の気候と基本の服装

愛知の秋の服装で最も重要なキーワードは、「重ね着(レイヤリング)」です。気温の変化に応じて簡単に脱ぎ着できる服装を準備することで、一日中快適に過ごすことができます。

  • アウター(羽織るもの)
    風を通しにくいウィンドブレーカーや、フリースジャケット、マウンテンパーカーなどが最適です。平野部の散策なら厚手のカーディガンでも良いでしょう。
  • トップス
    長袖のシャツやカットソーを基本に、薄手のセーターやベストを重ねると、細かな体温調節がしやすくなります。
  • ボトムス
    動きやすい長ズボンが基本です。ハイキングを楽しむ場合は、伸縮性のある素材だとさらに快適です。
  • 足元
    歩きやすいスニーカーやウォーキングシューズが最適です。渓谷沿いの遊歩道やハイキングコースは、濡れた落ち葉などで非常に滑りやすくなっていることがあるため、靴底がしっかりしていて滑りにくいものを選びましょう。

あると便利な持ち物チェックリスト

基本の服装に加えて、以下のアイテムがあるとより快適な紅葉狩りになります。

  • ストールやマフラー:首元を温めるだけで体感温度がぐっと上がります。かさばらないので、バッグに一つ入れておくと安心です。
  • 温かい飲み物:特に山間部へ行く際は、保温ボトル(魔法瓶)に温かいお茶などを入れていくと、休憩時に体を温めることができ、心もほっと一息つけます。
  • 雨具:山の天気は変わりやすいです。折りたたみ傘は持っておくと安心です。
  • 小さな敷物:公園のベンチが濡れている時や、ちょっと地面に座って休憩したい時に便利です。
  • リュックサック:ハイキングはもちろん、散策でも両手が自由になるリュックサックは便利です。
  • クマよけの鈴:奥三河など、山深いエリアをハイキングする際には、念のため携帯しておくと安心です。

まとめ:静かな穴場で心ゆくまで愛知の紅葉を堪能しよう

今回は、多くの観光客で賑わう香嵐渓といった定番スポットから少し視点をずらし、静かにじっくりと紅葉を味わえる愛知県の穴場スポットをご紹介しました。

東海地方を代表する紅葉名所の華やかさは、もちろん素晴らしいものです。しかし、奥三河の山々に抱かれた黄金色のブナの森や、”尾張のもみじ寺”と称される隠れた名刹で過ごす穏やかな時間には、また違った深い感動と思い出を心に刻んでくれるはずです。風にそよぐ葉の音や澄んだ川のせせらぎに耳を澄ませる、そんな贅沢な時間が穴場スポットには流れています。

この記事でご紹介した場所を訪れれば、きっとあなたがまだ知らなかった愛知の新たな魅力に出会えるでしょう。旅の計画を立てる際には、エリアごとの見頃時期や、絶景ドライブコース、紅葉ハイキングといった目的別のプランを組み合わせることで、さらに充実したあなただけの特別な旅を創り上げることができます。

もちろん、特に山間部へお出かけの際には、寒暖差の激しい気候に合わせた服装や持ち物の準備が欠かせません。ご紹介したポイントを参考に、万全の対策で安全で快適な紅葉狩りを楽しんでください。

この秋はぜひ、愛知の隠れた名所へ足を運び、心ゆくまで秋の絶景を独り占めするような、静かで満たされた時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。きっと、あなたの心に深く残る、忘れられない旅になるはずです。

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