【2025年最新】安比高原の紅葉の見頃は?現在の色づき状況

岩手県八幡平市に位置する「安比高原(あっぴこうげん)」。冬は上質なパウダースノーで知られる日本有数のスキーリゾートですが、秋にはその広大なゲレンデとブナの森が、息をのむほど美しい色彩に染め上がります。
2025年に安比高原の紅葉狩りを計画されている方へ、まず最も重要な「今(10月21日現在)の紅葉状況」と、標高差がある安比高原ならではの見頃の傾向について、詳しく解説します。
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速報:山頂は終盤、中腹〜山麓(ホテル周辺)がピーク!(10月21日現在)
安比高原の紅葉は、標高差があるため、山頂から山麓へと段階的に色づいていきます。
【2025年10月21日 現在の状況】
- 山頂エリア(ゴンドラ山頂・標高約1,300m):
10月中旬に見頃のピークを迎え、現在は「落葉始め~終盤」となっています。今週末(10/25・26)にゴンドラで登頂した場合、山頂の紅葉は終わりかけの可能性が高いです。 - 中腹〜山麓エリア(ゲレンデ中腹・ホテル周辺):
現在、まさに見頃の「最盛期」を迎えています! 安比高原の紅葉の主役であるブナ林が黄金色に輝き、カエデやナナカマドの赤も鮮やかです。
結論として、今週末(10月25日・26日)は、安比高原の「中腹から山麓にかけて」の紅葉を楽しむのに、まさに最高のタイミングとなります。ゴンドラで登る場合も、山頂の景色というよりは、ゴンドラが通過する中腹の紅葉がハイライトとなりそうです。
2025年の見頃まとめ(山頂・中腹・山麓の標高差)
安比高原の紅葉が長く楽しめる理由は、山頂(前森山・標高1,304m)と山麓(ホテルエリア・標高約600m)との間に、約700mもの大きな標高差があるためです。紅葉前線は、この標高差を約1ヶ月かけてゆっくりと下りてきます。
【例年の見頃時期の目安】
- 山頂エリア(ゴンドラ山頂):10月上旬 ~ 10月中旬
(2025年はピーク終了) - 中腹エリア(ゲレンデ中腹):10月中旬 ~ 10月下旬
(2025年は今がピーク!) - 山麓エリア(ホテル周辺・牧場):10月下旬 ~ 11月上旬
(2025年はこれからピーク!)
このように、「山頂のピークを逃してしまった」とがっかりする必要はありません。10月下旬の今は、最も鮮やかな中腹・山麓の紅葉を、ドライブや散策で間近に楽しめるのが魅力です。
安比高原の紅葉の特徴「黄金色のブナ二次林」
安比高原の紅葉の最大の特徴は、一般的な紅葉名所とは異なり、カエデ類の「赤色」が主役ではない点です。安比高原の紅葉の主役は、広大なゲレンデ斜面やリゾート全体を覆い尽くす「ブナの二次林」です。
このブナの木々が、秋になると一斉に鮮やかな「黄金色(黄葉)」に染まります。特にスキー場のゲレンデ斜面は、緑の芝生とのコントラストで、まるで黄金色の絨毯を敷き詰めたかのような圧巻の風景となります。
もちろん、ただ黄色いだけではありません。その黄金色のキャンバスに、ナナカマドやヤマウルシ、カエデ類が「燃えるような赤色」を差し色として加え、見事な色彩のハーモニーを奏でます。この「黄金色」と「赤」のコントラストこそが、安比高原ならではの秋の美しさなのです。
安比高原のおすすめ紅葉スポット5選【見どころ完全ガイド】
安比高原の紅葉は、標高1,300m超の山頂から広大な山麓まで、リゾート全体に広がっています。見る場所によって「黄金色」が主役だったり、「赤色」が際立ったりと、多彩な表情を見せるのが魅力です。
10月下旬の現在、ピークが山頂から中腹・山麓に移ってきていることを踏まえ、今まさに見頃のスポットを含めた必見の場所を5つ厳選してご紹介します。
① 安比高原ゴンドラ|圧巻!"黄金の絨毯"を空中散歩
安比高原の紅葉狩りで、何といっても外せないのが秋季に特別運行される「安比高原ゴンドラ」です。山麓駅から前森山(まえもりやま)山頂駅まで、片道約15分、標高差約700mを一気に登ります。
ゴンドラの窓から眼下を見下ろせば、安比高原の代名詞であるブナ二次林が黄金色に輝く、まさに「黄金の絨毯」が広がります。10月21日現在、山頂付近の紅葉は終盤ですが、ゴンドラが通過する「中腹」エリアがまさに見頃の最盛期を迎えています。山頂からの眺めだけでなく、この中腹の鮮やかな紅葉の上を空中散歩する体験が、今の時期の最大のハイライトと言えるでしょう。
② 前森山 山頂展望台|岩手山・八幡平を望む大パノラマ
ゴンドラで登頂した先、標高1,304mの前森山山頂には、絶景の展望台が設置されています。ここからは、雄大な岩手山、紅葉が見頃の八幡平、七時雨山など、岩手の名だたる山々を360度見渡すことができます。
山頂の木々の葉は落葉し始めているかもしれませんが、標高1,300mから眺める澄んだ秋空と、遠くに見える山々の連なりは圧巻です。山頂は麓とは別世界の寒さ(真冬並み)ですので、防寒対策は万全にして臨んでください。
③ ブナ二次林(あるぐぅの森)|黄葉のトンネルを散策
安比高原の紅葉の主役であるブナ林を、ゴンドラから見下ろすだけでなく、ぜひ歩いて体感してほしいのが、ホテルエリア(山麓)に広がる散策路「あるぐぅの森」です。
ここは今まさに(10月下旬)黄葉の最盛期を迎えています。森の中に一歩足を踏み入れると、見上げれば黄金色の「黄葉のトンネル」、足元にはブナの落ち葉が敷き詰められた「黄金色の絨毯」が広がります。アップダウンも少なく歩きやすいため、ゴンドラに乗らなくても、この森を散策するだけでも安比高原の秋を存分に満喫できます。
④ ゲレンデ中腹〜山麓エリア|今が見頃のドライブスポット
10月下旬の今、最も鮮やかな紅葉を楽しめるのが、車でアクセスできる中腹から山麓にかけてのエリアです。安比高原リゾートに向かうアクセス道路や、ホテルエリア、スキー場のゲレンデ山麓部が、ブナの黄金色とカエデやナナカマドの赤色で鮮やかに彩られています。
特にスキー場のゲレンデ(芝生の緑)と、その両脇に広がる黄金色のブナ林、そしてリゾートホテルの象徴的なタワー(ANAクラウンプラザリゾート)が織りなす風景は、安比高原ならでは。ドライブで巡るだけでも、秋の深まりを存分に感じられます。
⑤ 安比高原牧場|リゾート内の穴場ビュースポット
リゾート内に併設されている「安比高原牧場」も、見逃せない穴場の紅葉スポットです。ここは視界が大きく開けているため、紅葉に染まる前森山(スキー場ゲレンデ)の全景を、下からパノラマで見上げることができます。
山頂(終盤)から中腹(ピーク)、山麓(これからピーク)へと移り変わる紅葉の美しいグラデーションを一望できるのが魅力です。のんびりとした雰囲気の中、ゆったりと紅葉を楽しみたい方におすすめです。
【2025年】安比高原ゴンドラ秋季営業の営業時間と料金
安比高原の「黄金の絨毯」を空中から楽しむ「安比高原ゴンドラ(前森山ゴンドラ)」。10月下旬の現在は、山頂の紅葉は終盤ですが、今まさに見頃を迎えている「中腹」エリアの鮮やかな紅葉の上を通過するため、この時期ならではの絶景体験ができます。
ただし、2025年の秋季営業は、いよいよ今週末が最後のチャンスとなります。訪問を計画されている方は、運行日と時間を絶対に間違えないよう、しっかり確認してください。
2025年の秋季ゴンドラ営業期間(いつまで?)
2025年の秋季ゴンドラの営業は、通年営業ではなく、紅葉シーズンに合わせて「土日祝日」限定での運行となっています。
【2025年 最終運行日】
今週末の2025年10月26日(日)が最終営業日です!
本日(10月21日)を含む平日は運行していません。今週末の10月25日(土)と26日(日)の2日間が、2025年に紅葉ゴンドラに乗れる本当に最後の機会となります。
※秋の山は天候が急変しやすいため、強風や濃霧、雷などの悪天候により、予告なく運休または営業時間が変更される場合があります。訪問当日の朝、必ず安比高原リゾートの公式サイトで最新の運行状況を確認することをおすすめします。
運行時間と往復料金(割引情報)
今週末(10/25・26)の運行時間は以下の通りです。山頂は日没が非常に早く、すぐに冷え込むため、上りの最終時刻が早い点に十分注意してください。
【運行時間】
- 9:00 ~ 15:30
- (上り最終乗車:15:00)
- (下り最終乗車:15:30)
【ゴンドラ往復料金】
- 大人(中学生以上):1,800円
- 小学生:1,000円
- 未就学児:無料
- ペット(犬):500円(※乗車ケージの規定など、詳細は要確認)
【割引情報】
JAF会員証の提示や、特定のクレジットカードの優待で割引が適用される場合があります。また、安比高原リゾートの宿泊者は、お得な料金で利用できるプランが用意されています。日帰りの方でも、ゴンドラ往復券と、リゾート内の温泉「白樺の湯」の入浴券がセットになったお得なチケットが販売されていることが多いので、チケットカウンターで確認してみましょう。
週末の混雑状況と回避のコツ
紅葉シーズンの週末、特に天気が良い日は、ゴンドラ乗り場やチケットカウンターが混雑します。
10月中旬の山頂ピーク時は大変な混雑となりましたが、今週末(10/25・26)も「最終運行日」ということで、駆け込みの訪問者で混み合う可能性が十分にあります。特に、午前10時半~午後1時頃の、最も快適な時間帯は混雑が予想されます。
【混雑回避のコツ】
- 朝一番(午前9時)の始発を狙う:
最も確実な方法です。午前中の澄んだ空気の中、比較的ゆったりと空中散歩を楽しめます。駐車場もリフト乗り場に近い場所に停められます。 - 午後遅めの時間(午後2時以降)を狙う:
日帰りの方が帰り始める時間帯は、上り便が空く傾向にあります。ただし、上り最終が午後3時と早いため、山頂での滞在時間が短くなる点に注意が必要です。また、山頂は午後になると急速に冷え込むため、防寒対策は万全にしてください。
安比高原の紅葉を120%楽しむ!服装と注意点
安比高原の美しい「黄金の絨毯」を心ゆくまで楽しむためには、リゾート地とはいえ、しっかりとした準備が欠かせません。特に10月下旬の高原の気候と、豊かな自然に潜む野生動物への対策は、安全に紅葉狩りを行うための最重要ポイントです。訪問前に必ず確認してください。
【必須】山頂の服装と持ち物(10月下旬は冬の寒さ)
今週末(10/25・26)にゴンドラで山頂(標高1,304m)へ登ることを計画している方は、服装を絶対に間違えないでください。山麓のホテルエリアとは全くの別世界です。
【気温と体感温度】
10月下旬の安比高原山頂は、すでに「真冬」です。麓(標高約600m)との気温差は約4~5度ありますが、遮るもののない山頂では常に風が吹いています。風速1mにつき体感温度は1度下がると言われており、日中でも体感温度が氷点下(0度以下)になることも珍しくありません。
【必須の服装・持ち物】
- アウター(上着):厚手のダウンジャケット、または冬用コートが必須です。フリースやウインドブレーカーだけでは絶対に耐えられません。
- 防寒小物:ニット帽、冬用の手袋、マフラーやネックウォーマー。特に耳や手がちぎれるように冷たくなります。これらがないと山頂に5分と立っていられない可能性もあります。
- 靴:山頂展望台周辺を少し歩くだけでも、霜が降りていたり、ぬかるんでいたりします。スニーカーでも可能ですが、滑りにくく暖かい靴が推奨されます。
- その他:使い捨てカイロもあると非常に心強いです。
「ちょっと紅葉を見に」という軽装で登ると、寒さで景色を楽しむどころではなくなってしまいます。万全の防寒対策で臨んでください。
ゲレンデ散策(中腹)に適した靴と服装
「あるぐぅの森」や、今まさに見頃を迎えているゲレンデ中腹・山麓エリアを散策する場合でも、油断は禁物です。山頂ほどの極寒ではありませんが、日陰はひんやりとしています。
フリースやセーター、薄手のダウンジャケットなど、すぐに羽織れる防寒着を一枚持っていきましょう。また、遊歩道はブナの落ち葉でふかふかですが、朝露や霜で濡れて滑りやすくなっている場合があります。ヒールやサンダルは論外ですが、スニーカーよりも、靴底に凹凸のあるウォーキングシューズやトレッキングシューズの方が安全に散策を楽しめます。
熊(クマ)との遭遇対策【熊鈴・ラジオの携帯】
【最重要】安比高原リゾートの敷地内およびその周辺は、ツキノワグマの生息地です。
紅葉の時期(秋)は、熊が冬眠前にエサ(ブナの実など)を求めて活発に行動する時期と重なります。リゾート開発された場所とはいえ、ゲレンデやゴルフ場、散策路「あるぐぅの森」などで、熊の目撃情報や痕跡(フンなど)が報告されることは珍しくありません。
- 熊鈴(クマよけの鈴)を携帯する:
「あるぐぅの森」など、林の中を散策する場合は必須です。自分の存在を熊に知らせることが、不意の遭遇を避ける最大の防御策です。 - ラジオを携帯する:
熊鈴の代わり、または併用して、小さな音でラジオを流しながら歩くのも非常に有効です。 - 単独行動・早朝や夕方の行動は避ける:
熊の活動が活発になる薄暗い時間帯(早朝・夕方)に、一人で森に入るのは非常に危険です。できるだけ複数人で、日中の明るい時間帯に行動しましょう。 - ゴミは絶対に持ち帰る:
食べ物の匂いは熊を引き寄せます。ゴミは絶対に放置しないでください。
豊かな自然の恵みである紅葉を楽しむために、野生動物への敬意と適切な対策を忘れないようにしましょう。
紅葉狩りの後に!安比高原のおすすめ温泉&グルメ
安比高原での紅葉狩り、特にゴンドラで山頂まで登った後は、その「冬並み」の寒さで体が芯から冷え切っているはずです。また、今が見頃の山麓エリア「あるぐぅの森」を散策した後も、ひんやりとした高原の空気で温かいものが恋しくなります。
安比高原リゾートの素晴らしい点は、この冷えた体をすぐに癒やせる極上の温泉と、リゾートならではの本格的なグルメが敷地内にすべて揃っていることです。紅葉の余韻に浸りながら立ち寄りたい、おすすめのスポットを2つご紹介します。
① 安比高原温泉 白樺の湯|紅葉を眺める露天風呂
ゴンドラ乗り場やホテルエリアからすぐの場所にある、リゾート直営の日帰り温泉施設が「白樺の湯」です。安比高原の紅葉狩りにおいて、この温泉は必須コースと言っても過言ではありません。
広々とした大浴場、サウナに加え、ここの最大の魅力はブナ林に囲まれた野趣あふれる露天風呂です。10月下旬の今は、まさに山麓エリアの紅葉がピークを迎えています。山頂の極寒で冷え切った体を、黄金色に輝くブナの黄葉やカエデの赤色を眺めながら、ゆっくりと温泉で解きほぐす時間は、まさに至福のひとときです。
泉質はアルカリ性の単純温泉で、肌触りがトロリとしていることから「美肌の湯」とも呼ばれています。タオルなども完備されているため、ゴンドラの後に手ぶらで立ち寄れるのも嬉しいポイントです。(※ゴンドラ往復券とセットになったお得なチケットが販売されている場合もあります)
② ANAクラウンプラザリゾート安比高原|ホテルランチ情報
「温泉でさっぱりした後は、美味しいランチが食べたい」という方には、安比高原のランドマークである「ANAクラウンプラザリゾート安比高原」のホテル内レストランが最適です。
リゾート内のカフェや軽食コーナーも便利ですが、暖かいホテルの中で、窓から紅葉のゲレンデを眺めながら、ゆったりと本格的な食事を楽しめるのが魅力です。ホテル内には、和食、中華、焼肉、ビュッフェスタイルなど、多彩なジャンルのレストランが揃っています。
10月下旬の今は、まさにゲレンデ中腹・山麓が黄金色に輝くピークの時期。寒さから解放された快適な空間で、岩手の食材を活かした美味しい料理に舌鼓を打つのも、安比高原ならではの贅沢な紅葉の楽しみ方です。ゴンドラと温泉、そしてホテルランチを組み合わせれば、完璧な一日を過ごせるでしょう。
安比高原(岩手県八幡平市)へのアクセス方法
岩手県北西部の八幡平市に位置する安比高原リゾート。広大な敷地を誇るこのリゾートへのアクセスは、「車(マイカー・レンタカー)」が最も便利で自由度が高く、おすすめです。公共交通機関も整備されていますが、本数が限られるため、利用には事前の時刻表確認が欠かせません。
【車】盛岡IC・松尾八幡平ICからのアクセスと所要時間
高速道路を利用する場合、最寄りのICは東北自動車道の「松尾八幡平IC」または「盛岡IC」です。
- 松尾八幡平ICから(所要時間:約20~30分)
ICを降りた後、県道45号線を経由して安比高原方面へ。ICからの距離が近く、最も一般的なルートです。 - 盛岡ICから(所要時間:約50分~1時間)
ICを降りた後、国道282号線を北上します。盛岡市内や岩手山周辺の観光と組み合わせて向かう場合に便利です。
どちらのルートも、安比高原へ向かう道中は、10月下旬の今、まさに山麓の紅葉が見頃を迎えており、快適な紅葉ドライブが楽しめます。道路は片側1車線がしっかり確保されており、運転しやすい道です。
無料駐車場の場所と収容台数
安比高原リゾートの大きな魅力の一つが、広大な「無料駐車場」が完備されている点です。ゴンドラ乗り場や各ホテル(ANAクラウンプラザリゾート、ANAインターコンチネンタルなど)の目の前に、第1~第5駐車場など、数千台規模の駐車スペースが用意されています。
紅葉シーズンのピークの週末(まさに今)であっても、「駐車場が満車で停められない」という心配はまずありません。ゴンドラ乗り場や温泉「白樺の湯」に最も近い便利な駐車場から埋まっていきますが、少し離れた場所でも必ず停めることができます。安心して車でお越しください。
【公共交通機関】JR盛岡駅・安比高原駅からのバス・タクシー
公共交通機関を利用する場合、全てのアクセスの起点はJR「盛岡駅」となります。
■ 路線バス(岩手県北バス)
盛岡駅(東口バス乗り場)から、「安比高原行き」の路線バスが1日に数本運行されています。所要時間は約1時間~1時間半です。リゾート内の「ANAクラウンプラザリゾート安比高原」前などに停車します。ただし、本数が非常に少ないため、往復の時間を事前に(岩手県北バスの公式サイトなどで)必ず確認し、計画を立てる必要があります。
■ 電車(JR花輪線)
JR花輪線に「安比高原駅」という駅がありますが、この駅はリゾートの中心地(ゴンドラ乗り場やホテル)から約4km離れています。駅からはタクシーまたはリゾートの送迎バス(※要予約・運行確認)を利用する必要があります。電車の本数自体も少ないため、注意が必要です。
結論として、日帰りで自由に紅葉狩りを楽しむには、盛岡駅周辺でレンタカーを借りるのが最も効率的でおすすめです。
まとめ:2025年の安比高原は「ゴンドラ」と「山麓」で秋を二度楽しもう
今回は、2025年の安比高原の紅葉について、見頃の時期、見どころ、ゴンドラ情報、そして服装やアクセスなどの注意点を詳しく解説しました。
安比高原の紅葉の最大の魅力は、なんといっても広大なブナ二次林が染まる「黄金色」の絨毯と、約700mの標高差によって、山頂から山麓へと紅葉がリレーしていく点です。
【2025年10月21日現在のポイント】
- 見頃は「中腹〜山麓」が最盛期!
山頂(標高1,300m)のピークは終盤を迎えましたが、今まさに「中腹」と「山麓(ホテル周辺、あるぐぅの森)」が黄金色に輝く見頃のピークを迎えています。 - ゴンドラは今週末(10/26)が最終!
中腹の紅葉を空中散歩で楽しめる「安比高原ゴンドラ」は、今週末の10月26日(日)が2025年の最終営業日です。このラストチャンスを逃さないようにしてください。
今週末の訪問を計画されている方は、以下の2つの最重要ポイントを必ず守ってください。
- 【服装】ゴンドラ山頂は「真冬」です。
山頂へ登る方は、必ず「厚手のダウンジャケット」「手袋」「ニット帽」を持参してください。平地とは全くの別世界です。 - 【安全】「熊鈴」を必ず携帯してください。
「あるぐぅの森」など、山麓の森を散策する場合でも、熊よけの鈴やラジオは必須です。熊の生息地であることを忘れてはいけません。
アクセスが良く、広大な無料駐車場も完備され、紅葉狩りの後には「白樺の湯」やホテルランチなど、快適なリゾートステイを楽しめるのが安比高原の強みです。
2025年の秋のフィナーレを飾る黄金色の世界を、ぜひ今週末、その目で確かめてみてはいかがでしょうか。