日勝峠の紅葉

北海道

【2025】日勝峠の紅葉の見頃時期や見どころを解説

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2025年 日勝峠の紅葉の見頃時期はいつ?

日勝峠
北海道の雄大な景色を代表するドライブコースの一つ、日勝峠(にっしょうとうげ)。日高山脈を越え、日高地方と十勝地方を結ぶ国道274号線上のこの峠は、標高1,000mを超える地点から広がる壮大なパノラマと、秋には山全体が鮮やかに色づく紅葉で知られています。

特に旧道にある展望台からの眺めは絶景として名高く、多くのドライバーや観光客がその景色を求めて訪れます。2025年に日勝峠の紅葉ドライブを計画している方へ、最も重要な「見頃の時期」について、最新の情報と例年の傾向を詳しく解説します。

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2025年の最新色づき状況と見頃予想

2025年の日勝峠の紅葉は、9月下旬に標高の高いエリアから始まり、10月上旬から中旬にかけて見頃のピークを迎えました。峠全体がカエデやナナカマドの赤、ダケカンバやミズナラの黄色、そして針葉樹の緑が織りなす美しい色彩に包まれた時期でした。

現在(2025年10月21日時点)は、紅葉のピークは過ぎ、「落葉盛ん」または「紅葉終盤」の状況となっています。特に標高の高い峠の頂上付近では、すでに葉を落とした木々が多くなり、冬の訪れを感じさせる景色へと移り変わっています。麓に近いエリアではまだ色づきが残っている可能性もありますが、峠全体としては見頃の最盛期は終了したと言えるでしょう。

これから訪れる場合は、晩秋の落ち着いた雰囲気や、遠くに見える十勝平野の風景を楽しむドライブとなりそうです。鮮やかな紅葉のピークを狙うのであれば、来年以降は10月上旬から中旬を目安に計画することをおすすめします。

例年の見頃は9月下旬~10月中旬

日勝峠は標高が高いため、北海道の中でも比較的早い時期に紅葉が始まります。例年、9月下旬頃から峠の頂上付近で色づきが始まり、10月上旬から10月中旬にかけて峠全体が見頃のピークを迎えます。

この時期には、峠道のカーブを曲がるたびに現れる鮮やかな紅葉のパノラマや、旧道の展望台から見下ろす広大な十勝平野と紅葉に染まった山肌のコントラストなど、息をのむような絶景が広がります。特にナナカマドの燃えるような赤色は、日勝峠の紅葉を象徴する色彩の一つです。

標高1,022m!日高山脈を越える峠道の紅葉前線

日勝峠の頂上付近の標高は約1,022mにも達します。麓の町(日高町や清水町)とは標高差が大きいため、紅葉は山頂から麓へと徐々に下りていきます。

まず9月下旬に峠の頂上付近から色づき始め、その後、紅葉前線が標高を下げるにつれて、中腹、そして麓へと見頃が移っていきます。そのため、訪れるタイミングによって、峠道のどのあたりが最も美しい紅葉を見せるかが変化します。

例えば、10月上旬であれば峠の頂上付近がピークですが、10月中旬になると頂上は落葉が進み、代わって中腹から麓にかけてが見頃を迎える、といった具合です。この標高差による紅葉リレーも、日勝峠のドライブを楽しいものにしてくれる要素の一つです。

絶景ドライブ!日勝峠の紅葉の見どころ徹底ガイド

日勝峠の最大の魅力は、なんといっても車窓から、そして展望台から楽しめる紅葉の絶景です。日高山脈を越えるダイナミックな峠道を進むにつれて、次々と現れる色彩豊かなパノラマは、ドライバーの心を鷲掴みにします。ここでは、紅葉シーズンに日勝峠を訪れたら絶対に立ち寄りたい、4つの見どころポイントを詳しく解説します。

1. 日勝峠展望台(旧道):十勝平野を一望する紅葉パノラマ

日勝峠の紅葉を語る上で、絶対に外せないのが旧国道(旧道)にある「日勝峠展望台」です。現在の国道274号線から少し脇道に入った場所にありますが、ここからの眺めはまさに「絶景」の一言に尽きます。

標高約1,000mに位置する展望台からは、眼下に広がる雄大な十勝平野と、それを縁取るように紅葉に染まった日高山脈の山並みを遮るものなく一望できます。赤や黄色に色づいた木々が山肌を埋め尽くす様は、まるで錦の絨毯のよう。どこまでも続くかのような広大な畑作地帯と、自然が作り出した色彩のコントラストは、北海道ならではのスケールの大きさを感じさせてくれます。

紅葉のピーク時には多くの人が訪れるため、駐車スペースの確保や譲り合いが必要です。風が強いことが多い場所なので、防寒対策も忘れずに。

2. 国道274号線(日勝峠):カーブごとに現れる紅葉の色彩

現在の日勝峠越えのメインルートである国道274号線。この峠道そのものが、紅葉を楽しむための最高のステージです。日高側から登る場合も、十勝側(清水町)から登る場合も、標高を上げるにつれて、車窓に飛び込んでくる景色は刻一刻と変化していきます。

急カーブを曲がるたびに、目の前に燃えるようなナナカマドの赤が現れたり、谷一面がダケカンバやミズナラの黄色に染まっていたりと、息をのむような瞬間が連続します。特に頂上付近のトンネルを抜けた瞬間に広がる景色は、多くのドライバーにとってハイライトとなるでしょう。わき見運転は禁物ですが、同乗者はぜひカメラを構えて、一瞬一瞬の絶景を捉えてください。

3. 峠付近のパーキングエリア:車を停めてゆっくり鑑賞

国道274号線の峠付近には、いくつかのパーキングエリアや待避所が設けられています。これらの場所は、車を安全に停めて、ゆっくりと紅葉を鑑賞するのに最適なスポットです。

展望台ほどの広大な眺望ではないかもしれませんが、間近に迫る紅葉の美しさや、谷筋を彩る木々の色彩をじっくりと楽しむことができます。場所によっては、遠くの山並みが見渡せるポイントもあります。ドライブの休憩も兼ねて、気に入った場所で車を降り、深呼吸しながら秋の空気と景色を味わうのも、峠ドライブの醍醐味です。

4. 清水町・日高町側の麓:峠へのアプローチも紅葉スポット

日勝峠の紅葉は、標高の高い峠部分だけではありません。峠へと続く麓(ふもと)のエリア、すなわち十勝側の清水町や日高側の日高町へと下る道のりも、美しい紅葉スポットが点在しています。

峠の頂上付近の紅葉が終わる頃(10月中旬~下旬)には、これらの麓に近いエリアが見頃を迎えることもあります。特に日高町側の沙流川(さるがわ)沿いの道などは、渓流と紅葉の組み合わせが美しい場所です。峠越えのドライブ全体を通して、標高差による紅葉の色づきの違いを楽しみながら移動するのも、日勝峠ならではの魅力と言えるでしょう。

紅葉ドライブだけじゃない!日勝峠周辺の楽しみ方

日勝峠の魅力は、息をのむような紅葉ドライブだけではありません。峠を越えた先、または峠へ向かう途中にある町々には、旅の疲れを癒やしたり、その土地ならではの味覚を楽しんだりできるスポットがあります。絶景で心を満たした後は、美味しいグルメでお腹も満たして、日勝峠越えの旅をさらに充実させましょう。

道の駅「樹海ロードひだか」での休憩&グルメ

日勝峠の日高側(札幌方面から見て峠を越える手前、または帯広方面から見て峠を越えた後)の麓にあるのが、道の駅「樹海ロードひだか」です。ここは、日勝峠を越えるドライバーにとって重要な休憩ポイントとなっています。

広々とした駐車場とトイレはもちろん、レストランや売店も併設されています。レストランでは、日高地方の食材を使ったメニューが楽しめるほか、売店では地元の特産品やソフトクリームなどが人気です。長距離ドライブの合間にリフレッシュしたり、日高地方ならではのお土産を探したりするのに最適な場所です。紅葉シーズンには、道の駅周辺の木々も色づき、ドライブの疲れを癒やしてくれます。

清水町の絶品グルメ(牛とろ丼など)

日勝峠の十勝側(帯広方面から見て峠を越える手前、または札幌方面から見て峠を越えた後)の麓に広がるのが清水町です。ここは「食の宝庫」十勝の中でも、特に美味しいグルメで知られる町です。

清水町を訪れたら絶対に外せないのが、ご当地グルメ「牛とろ丼」です。熱々のご飯の上に、凍ったままの牛肉のフレーク(牛とろ)を乗せ、特製のタレと薬味でいただくこの丼は、口の中でとろける牛肉の旨味がたまらない逸品です。町内には牛とろ丼を提供しているお店が複数あります。

その他にも、清水町は酪農や畑作が盛んなため、新鮮な乳製品や野菜を使った料理、豚丼なども楽しめます。日勝峠の絶景ドライブの締めくくり、あるいはスタート地点として、清水町の美味しいグルメを堪能してみてはいかがでしょうか。

日勝峠の紅葉ドライブに適した服装と注意点

日勝峠の紅葉ドライブは格別ですが、標高1,000mを超える山岳地帯を走行するため、服装の準備と運転には十分な注意が必要です。麓の天気や気温とは全く異なる可能性があることを念頭に置き、安全で快適なドライブを楽しみましょう。

10月の日勝峠(山間部)の気温と天候

紅葉が見頃となる10月の日勝峠は、平地の秋とは全く異なる「冬の入り口」と考えましょう。日中でも気温が一桁台になることが多く、朝晩は氷点下まで下がることも珍しくありません。峠の頂上付近では、紅葉シーズン中に初雪が観測される年もあります。

また、山の天気は非常に変わりやすく、晴れていたかと思うと急に霧が出たり、冷たい雨や強風に見舞われたりすることも。特に展望台など、風を遮るものがない場所では体感温度がさらに低くなります。

峠越えは冬支度!必須の防寒対策と服装

日勝峠を越える際は、必ず「冬の服装」を準備してください。車での移動がメインとはいえ、展望台で景色を楽しんだり、休憩したりする際にはしっかりとした防寒が必要です。

  • アウター: 風を通さない冬用のジャケットやコートが必須です。ダウンジャケットや、中綿入りの防寒着を用意しましょう。
  • インナー: セーターやフリースなどを重ね着して、体温調節ができるようにします。車内は暖房が効いているため、脱ぎ着しやすい服装が便利です。
  • 小物類: 帽子、手袋、マフラー(ネックウォーマー)もあると安心です。特に展望台など屋外で過ごす時間が長い場合は重宝します。
  • 靴: 基本的には普段履き慣れた靴で問題ありませんが、早朝や晩に訪れる場合、路面が凍結している可能性もゼロではありません。滑りにくい靴底のものが望ましいです。

急カーブ・急勾配!紅葉ドライブの注意点(安全運転)

日勝峠は景色が素晴らしい反面、急カーブや急勾配が連続する難所としても知られています。紅葉シーズンは特に以下の点に注意して、安全運転を心がけてください。

  • 速度を控えめに: 見通しの悪いカーブが多いため、常に先の状況を確認しながら、スピードを落として走行しましょう。
  • わき見運転に注意: 美しい紅葉に目を奪われがちですが、運転に集中してください。景色を楽しみたい場合は、必ず安全な場所に停車してからにしましょう。
  • 路面状況の確認: 10月は朝晩の冷え込みで路面が凍結(ブラックアイスバーン)する可能性があります。特に日陰になっているカーブなどは注意が必要です。
  • 車間距離の確保: 前の車が景色を見るために急に減速したり、停車したりする可能性もあります。十分な車間距離を保ちましょう。
  • 大型車両に注意: 日勝峠はトラックなどの大型車両の通行も多いルートです。無理な追い越しは絶対に避けましょう。
  • 最新の道路情報を確認: 悪天候や路面状況により、通行止めやタイヤ規制がかかる場合があります。出発前に必ず最新の道路交通情報を確認してください。

日勝峠へのアクセス・道路情報(通行止め・規制)

日勝峠は北海道の主要な幹線道路である国道274号線上に位置し、車でのアクセスが基本となります。しかし、標高が高く天候が急変しやすい山岳道路のため、通行止めや規制がかかることが頻繁にあります。特に紅葉シーズンから冬にかけては、事前の情報収集が不可欠です。ここでは、アクセス方法と注意すべき道路情報について詳しく解説します。

車でのアクセス方法(札幌・帯広・新 Chitose Airport から)

日勝峠へは、日高側・十勝側のどちらからでもアクセスできます。

  • 札幌市内から:
    道央自動車道を経由し、道東自動車道へ。「占冠(しむかっぷ)IC」で降り、国道237号線から国道274号線へ入るルートが一般的です。所要時間は約2時間~2時間30分。または、一般道(国道274号線)を走り続けるルートもありますが、時間はかかります。
  • 帯広市内・十勝エリアから:
    道東自動車道「音更帯広IC」や「芽室帯広IC」などから乗り、「清水IC」で降りて国道274号線を日高方面へ向かいます。清水ICから峠の頂上までは約30分~40分です。帯広市内から清水ICまでは約30分程度です。
  • 新千歳空港から:
    道東自動車道「千歳東IC」から乗り、「占冠IC」で降りるルートが便利です。所要時間は約1時間30分~2時間

国道274号線の日勝峠区間は、急カーブ・急勾配が連続するため、運転には十分注意が必要です。

【重要】最新の道路交通情報(通行止め・冬期閉鎖)の確認方法

日勝峠は、大雨、強風、霧、そして特に積雪や路面凍結により、頻繁に通行止めやチェーン規制などの交通規制が実施されます。紅葉シーズンである10月は、すでに峠付近で雪が降ったり、路面が凍結したりする可能性が高まります。

<冬期閉鎖について>
例年、10月下旬頃から夜間通行止めが始まり、11月上旬頃には全面的な冬期通行止め(翌年春まで閉鎖)となるのが一般的です。2025年の具体的な日程は、気象状況によって変動するため、直前の発表を確認する必要があります。

<情報確認方法>
出発前、そしてドライブの途中でも、必ず以下の方法で最新の道路交通情報を確認してください。

  • 「北海道地区 道路情報」Webサイト: 北海道開発局が提供するリアルタイムの道路情報サイト。通行止め、規制、ライブカメラ映像などを確認できます。
  • 「ドライブトラフィック(ドラとら)」: NEXCO東日本が提供する高速道路・一般道の交通情報サイト。
  • ラジオの交通情報: NHKや民放ラジオ局で放送される交通情報をチェック。

「行ってみたら通行止めだった」という事態を避けるためにも、情報確認は必須です。

旧道(展望台)へのアクセスについて

絶景で知られる「日勝峠展望台」は、現在の国道274号線ではなく、旧道(旧国道)に位置しています。現在の国道から分岐して旧道に入る形になります。

入口は峠の頂上付近(日高側・十勝側双方からアクセス可能)にありますが、案内標識を見落とさないように注意が必要です。旧道は現在の国道ほど整備されていない可能性があり、道幅も狭い箇所があるため、慎重な運転が求められます。また、冬期閉鎖は現在の国道よりも早く始まる場合があるため、特に10月下旬以降に訪れる際は、旧道へのアクセスが可能かどうかも含めて道路情報を確認することが重要です。

駐車場情報(展望台・パーキングエリア)

日勝峠周辺には、景色を楽しんだり休憩したりするための駐車スペースがあります。

  • 日勝峠展望台(旧道):
    展望台には専用の無料駐車場があります。乗用車十数台程度が停められるスペースですが、紅葉シーズンのピーク時は混雑し、満車になることもあります。大型バス用のスペースも区切られている場合があります。トイレも設置されています。
  • 国道274号線沿い:
    現在の国道沿いにも、いくつかのパーキングエリアや待避所が設けられています。これらの場所からも紅葉を楽しむことができます。ただし、駐車可能な台数は限られています。

どの駐車場も無料で利用できますが、特に展望台駐車場は混雑が予想されるため、譲り合って利用しましょう。また、路上駐車は大変危険ですので絶対にやめましょう。

日勝峠と合わせて巡りたい!周辺の紅葉・観光スポット

日勝峠の壮大な紅葉ドライブを楽しんだ後は、その周辺エリアにも魅力的な紅葉スポットや観光地が点在しています。峠越えのルートや目的地に合わせて、これらの場所も旅のプランに組み込むことで、北海道の秋をさらに深く満喫できます。日勝峠とはまた違った趣の紅葉や、北海道らしい広大な風景に出会えるおすすめスポットをご紹介します。


狩勝峠(国道38号線)の紅葉ドライブ

日勝峠と並び、北海道の東西を結ぶ重要な峠道であり、紅葉ドライブの名所としても知られているのが「狩勝峠(かりかちとうげ)」です。国道38号線上にあり、富良野・新得エリアと十勝エリアを結んでいます。

日勝峠ほどの急峻さはありませんが、広葉樹林が多く、特に黄色系の紅葉が美しいとされています。頂上付近の展望台からは、日勝峠とは異なる角度から十勝平野を望むことができ、その広大さを改めて実感できます。鉄道ファンにとっては、かつて「日本三大車窓」と称された旧国鉄根室本線の狩勝峠越えのルートに思いを馳せる場所でもあります。日勝峠と狩勝峠、二つの峠を巡る紅葉ドライブもおすすめです。


十勝・帯広エリアの観光スポット(ガーデン街道など)

日勝峠の東側に広がるのは、雄大な十勝平野です。農業・酪農地帯として知られ、どこまでも続く畑や牧草地、そして防風林が織りなすパッチワークのような風景は、北海道を象徴する景色の一つです。

紅葉シーズンには、畑の作物が収穫期を迎え、黄金色に輝く風景も見られます。また、十勝エリアには「北海道ガーデン街道」に含まれる美しい庭園が点在しており、秋の草花や木々の彩りを楽しむことができます(例:紫竹ガーデン、真鍋庭園など)。中心都市の帯広では、名物の豚丼やスイーツなど、十勝ならではのグルメを堪能するのも旅の大きな楽しみです。日勝峠の自然の紅葉と合わせて、十勝の豊かな食と文化、広大な風景に触れてみてはいかがでしょうか。


日高エリアの牧場風景

日勝峠の西側に広がる日高地方は、日本有数の馬産地として知られています。広大な牧草地にサラブレッドが放牧されている風景は、日高地方ならではの牧歌的な魅力です。

紅葉シーズンには、牧場の木々や背景の山々も色づき、のどかな牧場風景と紅葉の美しいコントラストを楽しむことができます。日勝峠へ向かう道中や、峠を越えた後に、少し寄り道して牧場が点在するエリアをドライブするのもおすすめです。ただし、牧場は私有地であり、馬は非常にデリケートな動物なので、見学の際はマナーを守り、無断で立ち入ったり、大声を出したりしないように注意しましょう。

まとめ:2025年は日勝峠で雄大な十勝平野と紅葉の絶景ドライブを楽しもう

今回は、北海道の絶景ドライブコース「日勝峠」の紅葉について、2025年の見頃時期や見どころ、服装、アクセス、注意点などを詳しく解説しました。

標高1,000mを超える峠道から望む、広大な十勝平野と紅葉に染まる日高山脈のパノラマは、まさに圧巻の一言。特に旧道にある展望台からの眺めは必見です。国道274号線のカーブを曲がるたびに現れる色彩豊かな景色も、ドライブの醍醐味と言えるでしょう。

例年の見頃は9月下旬から10月中旬。2025年シーズンはピークを過ぎ終盤を迎えていますが、麓の町でのグルメ(清水町の牛とろ丼など)や、道の駅「樹海ロードひだか」での休憩と合わせて、晩秋のドライブを楽しむことができます。

ただし、10月の日勝峠はすでに冬の気配が濃厚です。冬用の暖かい服装を準備し、路面凍結や通行止めに備えて必ず最新の道路交通情報を確認してから出発してください。安全運転を第一に、北海道ならではの雄大なスケールと紅葉が織りなす絶景ドライブを満喫しましょう。

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