2025年 伊勢崎周辺の紅葉の見頃はいつ?市街地と近隣渓谷の傾向
2025年の秋、群馬県南東部の主要都市・伊勢崎市で紅葉狩りを計画されている方へ。
まず最初に、伊勢崎市周辺の紅葉の「特徴」と「見頃の時期」について解説します。
伊勢崎市の紅葉を語る上で最も重要なポイントは、その「立地」です。
伊勢崎市自体は、市域のほとんどが関東平野の平坦地であり、赤城山や榛名山のような標高の高い山岳地帯を含んでいません。そのため、市内の「華蔵寺公園」や「いせさき市民のもり公園」といったスポットの紅葉は、比較的ゆっくりと訪れ、見頃の時期も遅くなるのが特徴です。
しかし、伊勢崎市は交通の要所でもあります。北関東自動車道や国道50号線などを利用すれば、車で30分~1時間ほど足を延ばすだけで、群馬県内有数の渓谷美や紅葉の名所にアクセスできるという、絶好のロケーションを誇ります。
この記事で「伊勢崎周辺」と銘打っているのは、まさにそのためです。伊勢崎市内の身近な紅葉と、そこから少しドライブして楽しめる近隣エリア(みどり市や藤岡市など)のダイナミックな紅葉、この両方を楽しめるのが伊勢崎エリアの魅力なのです。
紅葉は、一般的に最低気温が8度を下回ると色づき始め、5度~6度まで下がると一気に進むと言われています。
当然、標高の高い山間部・渓谷エリアから先に紅葉が始まり、平野部にある伊勢崎市街地は最後に見頃を迎えます。
2025年の気候(※2025年10月19日現在)を見ると、9月は残暑が厳しかったものの、10月に入ってからは標高の高い場所から順調に冷え込みが進んでいます。
最新の気象庁の1ヶ月予報(10月中旬発表)によれば、10月下旬から11月にかけての気温は「平年並み」か「平年よりやや高い」傾向で推移すると予想されています。
このため、2025年の伊勢崎周辺の紅葉は、「平年並み」か「平年よりわずかに遅め」のスケジュールで進行すると考えられます。
【10月下旬~】近隣の渓谷・山間部(高津戸峡・桜山など)の見頃
まず、伊勢崎市からドライブで訪れたい「周辺エリア」の紅葉です。
みどり市の「高津戸峡」や「わたらせ渓谷鐵道」沿線、藤岡市の「桜山公園」といった山間部・渓谷エリアは、平野部よりも気温の低下が早いため、紅葉のスタートも早くなります。
2025年の見頃のピークは、10月下旬から11月中旬にかけてと予想されます。(※わたらせ渓谷鐵道は標高差があるため、さらに見頃が異なります)
特に、桜山公園では「紅葉」と「冬桜」が同時に咲くという、奇跡のような絶景が楽しめます。
【11月中旬~】伊勢崎市街地(公園など)の見頃
一方、伊勢崎市内の「華蔵寺公園」や「いせさき市民のもり公園」といった平野部エリアの見頃は、山間部よりもずっと遅くなります。
2025年の見頃のピークは、11月中旬から11月下旬(イチョウは12月上旬)となるでしょう。
山奥まで運転する自信がない方や、家族連れでレジャーや散歩と共に気軽に紅葉を楽しみたい方には、市内の公園が最適です。
伊勢崎は「紅葉ドライブ」の拠点に最適!
このように、伊勢崎市は「市内でのんびり紅葉狩り」も「近隣の絶景紅葉ドライブ」も、両方選択できるのが強みです。
午前中は伊勢崎市内の公園で秋バラやイチョウを楽しみ、午後は少し足を延ばして高津戸峡の渓谷美に感動する、といったプランも可能です。伊勢崎市を拠点に、その日の気分や紅葉の色づき具合に合わせて目的地を選ぶ、そんな賢い紅葉狩りはいかがでしょうか。
-
-
【2025】群馬県でおすすめの紅葉名所7選と見頃時期予想
【2025】群馬県の紅葉見頃時期のエリア・標高別予想 群馬県の紅葉の最大の魅力は、なんといっても「名湯」と「絶景」の共演です。「草津」「伊香保」「四万」といった全国に名だたる温泉地が、秋には錦秋の彩り ...
続きを見る
【伊勢崎周辺】定番から穴場まで!おすすめ紅葉スポット5選
前のセクションで、伊勢崎市が「市内の紅葉」と「近隣の絶景紅葉」の両方へのアクセス拠点として最適であることを解説しました。
ここでは、その両方の魅力を味わえるよう、伊勢崎市内から2スポット、そして伊勢崎から日帰りドライブに最適な近隣の絶景スポット3選を、あわせてご紹介します。
渓谷美、奇跡の冬桜、観覧車との共演など、多彩な秋の風景をお楽しみください。
1. 高津戸峡(みどり市)|「関東の耶馬渓」で楽しむ渓谷美【近隣No.1】

伊勢崎周辺エリアで「絶景紅葉」と言えば、まず名前が挙がるのが、みどり市にある「高津戸峡(たかつどきょう)」です。
渡良瀬川(わたらせがわ)の急流が長年かけて岩を削ってできた渓谷で、その美しさは「関東の耶馬渓(やばけい)」とも称されます。伊勢崎市中心部からは車で約30~40分と、アクセスも良好です。
2025年の見頃予想と混雑状況
2025年の見頃予想は、10月下旬から11月中旬です。
(※2025年10月19日現在、色づきが始まっており、これからピークに向かいます)
例年「高津戸峡紅葉まつり」が開催され、夜間ライトアップも行われます。見頃の週末やライトアップ時間帯は、遊歩道や駐車場が大変混雑しますので、時間に余裕を持ってお出かけください。
見どころ:「はねたき橋」からの絶景と遊歩道
渓谷には約500mの遊歩道が整備されており、奇岩や淵(ふち)を眺めながら散策できます。
最大の見どころは、遊歩道の中心にある赤い「はねたき橋(歩行者専用吊橋)」です。橋の上からは、エメラルドグリーンの川面と、両岸を埋め尽くすカエデやモミジ、クヌギなどの鮮やかな紅葉を360度見渡すことができます。
夜のライトアップでは、水面に紅葉が映り込み、昼間とは全く異なる幻想的な世界が広がります。
アクセスと駐車場情報(伊勢崎からの所要時間)
- 伊勢崎からの所要時間:車で約30~40分(北関東道「太田藪塚IC」から約20分)。
- 公共交通機関:JR「伊勢崎駅」から両毛線で「岩宿駅」下車、徒歩約10分。または東武線「新伊勢崎駅」から「相老駅」下車、徒歩約10分。
- 駐車場:無料駐車場(約100台)がありますが、シーズン中は大変混雑します。「みどり市大間々博物館(コノドント館)」の駐車場も利用が推奨されます。
2. 桜山公園(藤岡市)|奇跡の絶景!「冬桜」と「紅葉」の同時共演

伊勢崎市から南西へ、関越道を使って少し足を延ばした藤岡市にある「桜山公園(さくらやまこうえん)」は、日本広しといえども非常に珍しい、「紅葉」と「桜」の同時開花が楽しめる奇跡のスポットです。
2025年の見頃予想(紅葉と冬桜)とライトアップ
国の名勝・天然記念物にも指定されている「冬桜」は、10月から咲き始め、11月に見頃を迎えます。そして、紅葉の見頃(11月上旬~11月中旬)と、この冬桜のピークが奇跡的に重なります。
(※2025年10月19日現在、冬桜が咲き始め、紅葉も色づきが始まっています)
例年「桜山まつり」やライトアップも開催され、多くの観光客で賑わいます。
見どころ:約7,000本の冬桜と紅葉の丘
ここの見どころは、何と言っても約7,000本もの可憐な「冬桜」の淡いピンク色と、燃えるような「モミジ」の赤色、そして「イチョウ」の黄色が、青空の下で同時に楽しめることです。
山全体がパッチワークのように色づく様子は、他では決して見ることができません。山頂の展望台からの眺めは圧巻です。
アクセスと駐車場情報(伊勢崎からの所要時間)
- 伊勢崎からの所要時間:車で約60分(北関東道「伊勢崎IC」~関越道「本庄児玉IC」または「藤岡IC」利用)。
- 公共交通機関:JR「群馬藤岡駅」または「新町駅」からタクシーで約30~40分。
- 駐車場:無料駐車場(約500台)が完備されています。(※桜山まつり期間中は駐車料金が有料になる場合があります)
3. 華蔵寺公園(伊勢崎市)|観覧車と楽しむ家族連れの紅葉【市内定番】

ここからは伊勢崎市内のスポットです。市内随一の定番スポットといえば、遊園地や運動施設を備えた「華蔵寺公園(けぞうじこうえん)」です。
家族連れやカップルで、レジャーと共に気軽に紅葉を楽しめます。
2025年の見頃予想
市街地の平野部にあるため、見頃はゆっくりです。
2025年の見頃予想は、11月中旬から11月下旬です。
(※2025年10月19日現在、まだ色づきは始まっていません)
見どころ:華蔵寺の境内とボート池周辺
公園の名前の由来となった「華蔵寺」の境内は、市内有数のモミジの名所であり、朱塗りの山門や本堂と紅葉が美しいコントラストを見せます。
また、公園の「ボート池」周辺にも多くのモミジやサクラが植えられており、水面に映る紅葉が楽しめます。遊園地のシンボルである大観覧車の上から、色づいた園内を見下ろすのもおすすめです。
アクセスと駐車場情報
- 車でのアクセス:北関東自動車道「伊勢崎IC」から約15分。
- 公共交通機関:JR「伊勢崎駅」から徒歩約20分、または伊勢崎市コミュニティバス「華蔵寺公園東」下車。
- 駐車場:無料の大規模駐車場(約1,500台)が完備されています。
4. わたらせ渓谷鐵道(みどり市・桐生市)|トロッコ列車でゆく紅葉の旅

再び近隣スポットですが、高津戸峡よりもさらに上流、渡良瀬川に沿って走るローカル線「わたらせ渓谷鐵道」も、伊勢崎から日帰りで楽しめる紅葉の目玉です。
伊勢崎から桐生駅または相老駅(みどり市)まで行き、そこから乗り換えます。
2025年の見頃予想(標高差あり)
路線が長いため、標高差による「紅葉リレー」が楽しめます。
上流(足尾・神戸駅周辺):10月下旬~11月上旬
下流(大間々駅周辺):11月上旬~11月中旬
(※2025年10月19日現在、上流エリアが色づき始めています)
見どころ:車窓から見る渓谷美(大間々駅~神戸駅)
なんといっても、窓のない「トロッコ列車」(要予約・指定席)の開放感が最高です。
列車はゆっくりと渓谷沿いを走り、次々と現れる紅葉の絶景を、川のせせらぎや風と共にダイレクトに感じることができます。特に「神戸(ごうど)駅」周辺の紅葉や、鉄橋から見下ろす景色は圧巻です。
アクセスと乗車情報(伊勢崎からの拠点駅)
- 伊勢崎からの拠点駅:JR「伊勢崎駅」から両毛線で「桐生駅」へ(約20分)。桐生駅で「わたらせ渓谷鐵道」に乗り換え。
- 乗車情報:トロッコ列車は全席指定で人気が高いため、事前の予約が必須です。普通の車両(自由席)からも紅葉は楽しめます。
5. いせさき市民のもり公園(伊勢崎市)|黄金色のイチョウとピクニック【市内】

伊勢崎市内でもう一つ、家族連れに最適なのが「いせさき市民のもり公園」です。
オートキャンプ場やバーベキュー場も備えた、自然豊かな広大な公園です。
2025年の見頃予想(黄葉)
市街地の平野部にあるため、見頃は遅めです。
2025年の見頃予想は、11月中旬から12月上旬です。
(※2025年10月19日現在、まだ色づきは始まっていません)
見どころ:広大な芝生広場とイチョウ並木
ここの秋の主役は、モミジの赤色よりも「イチョウ」の黄金色です。
公園の入り口や園路沿いには立派なイチョウ並木があり、ピーク時には黄金色のトンネルと、散った葉が作る「黄金の絨毯」が広がります。
広大な芝生広場があり、レジャーシートを広げてピクニックをしたり、バドミントンやフリスビーを楽しんだりしながら、のんびりと秋の一日を過ごすのに最適なスポットです。
アクセスと駐車場情報
- 車でのアクセス:北関東自動車道「伊勢崎IC」から約20分。
- 公共交通機関:JR「伊勢崎駅」から伊勢崎市コミュニティバス「市民のもり公園」下車。
- 駐車場:無料の大規模駐車場(約500台)が完備されています。
伊勢崎の紅葉狩りとあわせて楽しみたい!ご当地グルメ
高津戸峡の渓谷美や、桜山公園の奇跡の絶景、あるいは華蔵寺公園でのレジャーを楽しんだ後は、伊勢崎市が誇るユニークな「ソウルフード」でお腹を満たしましょう。
伊勢崎市は、実は全国でも珍しい「粉もの文化」が深く根付いている街です。
紅葉狩りで体を動かした後や、ドライブの道中にぴったりな、地元で長年愛され続ける2大グルメをご紹介します。
伊勢崎が誇るソウルフード「いせさきもんじゃ」
「もんじゃ焼き」と聞くと、多くの人が東京の月島を思い浮かべるかもしれませんが、伊勢崎市の「いせさきもんじゃ」は、それとは一線を画す独自の進化を遂げたソウルフードです。
その最大の特徴は、「駄菓子屋」の文化から生まれていること。もともと子供たちが「おやつ」として食べていたため、非常に安価でシンプル、そしてユニークな味わいが特徴です。
最も驚くべき点は、味のバリエーションです。一般的なソース味のもんじゃの他に、「アマ(甘)」と「カラ(辛)」という二大派閥が存在します。
- カラ(辛):カレー粉やソースをベースにした、スパイシーな味わい。駄菓子屋もんじゃの王道で、食欲をそそります。
- アマ(甘):なんと、生地に「いちごシロップ」や「みりん」などを加えた、文字通り「甘い」もんじゃです。「おやつ」として発展した伊勢崎ならではの味覚で、初めて食べる人はその不思議な美味しさに驚きます。
紅葉狩りの後に、家族や友人と鉄板を囲み、小さな「ヘラ」を使ってアツアツのもんじゃを味わうのは、伊勢崎ならではの楽しい体験です。市内の駄菓子屋や、もんじゃ専門店で、このディープな地元グルメに挑戦してみてはいかがでしょうか。
群馬名物「焼きまんじゅう」も外せない
伊勢崎市を含む群馬県(特に東毛・中毛地域)のソウルフードとして、もう一つ絶対に外せないのが「焼きまんじゅう(やきまんじゅう)」です。
伊勢崎市内にも、地元の名店として知られる専門店や、甘味処が数多く点在しています。
焼きまんじゅうは、中にあんこが入っていない、酒粕(麹)などで発酵させたフワフワの素(す)まんじゅうを竹串に刺し、炭火や鉄板でこんがりと焼き目をつけたものです。
仕上げに、黒砂糖や水あめで作られた、甘くて濃厚な「特製の味噌だれ」を、刷毛(はけ)でこれでもかというほどたっぷりと塗って完成です。
香ばしい味噌の香りと、まんじゅう生地のほのかな酸味、そしてタレの濃厚な甘さが口の中で一体となる味わいは、まさに群馬県民の心の味。
紅葉ドライブの途中で小腹が空いたときのおやつや、お土産にも最適です。高津戸峡や桜山公園などで少し冷えた体に、焼きたての熱々で甘い焼きまんじゅうは、最高のエネルギー補給になること間違いなしです。
伊勢崎周辺の紅葉狩り|服装・持ち物の注意点
伊勢崎周辺の紅葉狩りは、「市内の公園」へ行くのか、それとも「近隣の渓谷・山間部」へ足を延ばすのかによって、準備すべき服装が異なります。
特に、伊勢崎市街地の感覚で「高津戸峡」や「桜山公園」へ行くと、思った以上の寒さや足場の悪さに戸惑うことがあります。
快適に、そして安全に紅葉を楽しむために、訪れる場所ごとの服装のポイントと、あると便利な持ち物をご紹介します。
市街地の公園は「晩秋の服装」でOK
まず、伊勢崎市内の「華蔵寺公園」や「いせさき市民のもり公園」へ行く場合です。
これらのスポットは平野部にあり、見頃も11月中旬~下旬と、平野部の気候としては安定した時期です。
基本的には、日中であれば「晩秋の行楽ファッション」(セーターやカーディガン、秋物のジャケットやコートなど)で問題ありません。
ただし、この時期は日没(11月は16時半頃)を迎えると一気に気温が下がります。夕方まで滞在する可能性がある場合は、マフラーやストール、薄手の手袋など、一枚多く調整できるアイテムを持っていくと安心です。
また、公園内は広いため、歩きやすいスニーカーが最適です。
渓谷・山間部(高津戸峡・桜山)は防寒対策を
一方、注意が必要なのが、伊勢崎市からドライブで訪れる近隣エリアです。
1. 足元は「スニーカー必須」
「高津戸峡」の遊歩道、「桜山公園」の園内(山道や階段)、「わたらせ渓谷鐵道」の駅周辺散策などは、舗装されていない砂利道、落ち葉で滑りやすい階段、坂道などが多く含まれます。
ヒールのある靴やサンダルは非常に危険であり、楽しむどころではありません。必ず、履き慣れたスニーカーやウォーキングシューズなど、滑りにくく歩きやすい靴を選んでください。
2. 「川の冷気」と「風」に注意(防風対策)
高津戸峡やわたらせ渓谷鐵道沿線は、川のすぐそばを歩きます。水辺は想像以上に空気が冷たく、川からの冷気が体温を奪います。また、桜山公園も標高のある丘(山)の上であり、風を遮るものがありません。
伊勢崎市街地よりも気温が2~3度低い上に、この「風」と「冷気」が加わるため、体感温度はかなり低くなります。
フリースやセーターの上に、風を通しにくい「ウィンドブレーカー」や「マウンテンパーカー」を一枚羽織る「重ね着(レイヤリング)」が非常に効果的です。
3. ライトアップは「冬の装備」で
高津戸峡や桜山公園で「夜間ライトアップ」を楽しむ予定の方は、服装を根本的に見直す必要があります。
日没後の山間部・渓谷は、気温が急降下し、平野部の真冬並みの寒さになることも珍しくありません。
秋のコートでは寒さを防ぎきれません。薄手のダウンジャケットや冬用のコート、そしてマフラー、手袋、使い捨てカイロといった「冬の防寒具」を必ず用意してください。
4. トロッコ列車(わたらせ渓谷鐵道)も防寒必須
「わたらせ渓谷鐵道」のトロッコ列車は、窓がないオープンタイプの車両です。開放感が魅力ですが、裏を返せば走行中は冷たい風をダイレクトに浴び続けることになります。標高の高い上流(神戸駅方面)はさらに寒いため、こちらもダウンジャケットやニット帽、手袋などの万全の防寒対策で乗車しましょう。
あると便利!紅葉狩りの持ち物リスト
- 温かい飲み物(保温ボトル):
特に渓谷・山間部での散策中、温かい飲み物は体を芯から温めてくれます。保温ボトルに入れて持参することを強くおすすめします。 - 使い捨てカイロ:
ライトアップ観賞やトロッコ列車乗車時には必須アイテムです。 - レジャーシート:
「いせさき市民のもり公園」や「華蔵寺公園」でピクニックや休憩をする際に便利です。 - 雨具(折りたたみ傘):
山の天気は変わりやすいため、軽量な折りたたみ傘が一つあると安心です。 - モバイルバッテリー:
美しい景色を写真に撮っていると、スマートフォンの電池は意外と早く減ります。 - ゴミ袋:
美しい自然や公園を守るため、自分が出したゴミは必ず持ち帰るための袋を持参しましょう。
まとめ:2025年の秋は伊勢崎を拠点に紅葉ドライブとグルメを満喫しよう
この記事では、「【2025】伊勢崎周辺の紅葉スポット5選」として、伊勢崎市内と、そこから日帰りドライブで楽しめる近隣の絶景スポットをあわせてご紹介しました。
伊勢崎エリアの最大の魅力は、市内の平野部で気軽に楽しめる「身近な紅葉」と、車で少し足を延ばすだけで出会える「本格的な渓谷美」や「奇跡のような絶景」の両方を、拠点として選べる点にあります。
2025年の見頃予想も、訪れるエリアによって2つのピークが楽しめます。
- 近隣の渓谷・山間部(高津戸峡・桜山など):10月下旬~11月中旬
- 伊勢崎市街地(華蔵寺公園・市民のもり公園):11月中旬~12月上旬
今回ご紹介した5つの厳選スポットは、この両方の魅力を味わえるラインナップです。
- 高津戸峡(みどり市):伊勢崎からすぐの絶景。「関東の耶馬渓」で楽しむ渓谷美とライトアップ。
- 桜山公園(藤岡市):日本でも稀有な、「冬桜(ピンク)」と「紅葉(赤・黄)」の奇跡の同時共演。
- 華蔵寺公園(伊勢崎市):市内の定番。観覧車やボート池など、家族連れに最適なレジャースポット。
- わたらせ渓谷鐵道(みどり市・桐生市):トロッコ列車に乗り、風を感じながら渓谷をゆく紅葉の旅。
- いせさき市民のもり公園(伊勢崎市):広大な芝生と黄金色のイチョウ並木。ピクニックに最適。
そして、紅葉狩りの後には、伊勢崎が誇るユニークな粉もの文化、「いせさきもんじゃ」(アマ・カラ)や、群馬名物「焼きまんじゅう」といったソウルフードが待っています。
最後に、服装について再度ご確認ください。
伊勢崎市内の公園は「晩秋の服装」で問題ありませんが、「高津戸峡」「桜山公園」「わたらせ渓谷鐵道」といった近隣の山間部・渓谷エリアへ行く場合は、伊勢崎市街地よりも気温が格段に低くなります。
風を防ぐアウターや重ね着を準備し、特に「ライトアップ鑑賞」や「トロッコ列車乗車」の場合は、ダウンジャケットや手袋、カイロなどの「冬装備」で臨んでください。
2025年の秋は、ぜひ交通の便が良い伊勢崎市を拠点にして、その日の気分で「市内のんびり紅葉」と「近隣絶景ドライブ」を賢く使い分け、美しい紅葉とご当地グルメを満喫してみてはいかがでしょうか。
-
-
【穴場】群馬県で混雑が少ない穴場紅葉スポットまとめ
伊香保・草津だけじゃない!群馬の”通”が選ぶ静かな紅葉の穴場へ 群馬県の秋といえば、多くの人がまず思い浮かべるのは、石段街が秋色に染まる「伊香保温泉」や、湯けむりと紅葉が美しい「草津温泉」、そして榛名 ...
続きを見る